民主党が大勝しましたね

昨日の選挙で民主党が大勝しましたね

これまでの選挙でずっと民主党に入れ続けていた身としては複雑な心境です。

私は、旧態然とした自民党政治をなんとかしないと日本の発展はないのは確かなことだと思っています。
これまでの選挙は「民主党が過半数を占めて第一党になる」ことを期待して投票していた訳ではありません。
民主党に一定以上の議席数を確保してもらって、事実上自民党一党による政治に風穴を開けてもらいたい。だからこそ前回までの選挙では常に民主党に投票してきました。

ところがこの自民党逆風の中、民主党が1党独占で過半数の議席を確保してしまった。しかも衆院参院両方です。
国民の皆さん、本当にそれでいいのかちゃんと考えて投票したんでしょうか？
彼らは事実上、「政権を運営したことがない」政党ですよ？経験のない民主党が、この未曽有の経済危機の荒波の中、果たして力強く舵を取りきれるのかという不安はぬぐえないと思うのです。

今回の選挙では民主、国民新党、みんなの党、この三つが軸になって政権を樹立し、自民党の協力も得た上で連立政権による政権運営を民主党に経験させておくべき、と言うのが私の今回の思いでした。

国民新党もみんなの党も自民党に造反して抜けた議員の集まりであり、確かな実力者、経験者が揃っている。これらの党の発言権を維持しつつ民主党中心の政権が運用されることで、民主党が確かな政権運用能力を身につければ、日本は戦後60年にして初めて民主主義に一歩近づくことができると。

そういう意味で言えば私は小沢さんが画策して失敗した「大連立」には賛成だった。民主党が自民党の「対抗馬」になりうるために「政権に参加」する経験は多い方が良い。小沢さんのもくろみの中にもあったことではないでしょうか。

とにもかくにも民主党が圧倒的過半数で第一党になった。
しばらく様子を見るとのんびり言っていられる世界情勢でないだけに閣僚人事に注目せざるを得ない状況ですね。

今回は小選挙区は民主党、比例は国民新党に入れました。
まぁ小さな一票ですが。

余談ですが
自民党議員が「ここまで逆風が..」とか風風言ってますが、
風じゃなく国民の意思ですよ。わかっているとは思いますが、国民は「民主党を選んだ」のではなく「自民党にノーを出した」のです。
選挙のことしか考えず、ポンポンと総裁は変わり、マニフェストは守られず、無駄遣いを排除するより先に増税や借金で財源を賄うようなその場しのぎの政治、小泉改革とか調子のいいこと言って一丸となったふりして後になったら郵政民営化は間違いだったなどとこぼすような議員も出てくる始末、本当にうんざりしてるんですよ。郵政民営化間違いとかこぼす自民党員は、今更そんなことぬかすならなぜあの時、綿貫さんに、亀井さんについて行かなかったのだと。覚悟をもって臨めないなら、即刻政治家など辞めてしまえと。
とりあえず自民党さんは小泉チルドレンとかぬかす似非政治家を全て排除してもらいたいものですね。民主党が政権運用能力を身につけた時に強い自民党がいないのでは困ります。

また国民新党またはみんなの党にはぜひ頑張ってもらいたいですね。第三党となり得る可能性があるのは現状ではこの二つのどちらかしかないかなと思っていますがどうでしょうかね。いっそのこと合併してみては？（笑）
綿貫さんご引退...さすがにお歳ですが、もう少し日本の為に頑張ってほしかったと思います。